徳島県でお寿司といったら「幸楽寿し」でしょう。
地元の鮮魚中心に仕入れからこだわります。
つまり、食材が基本だということ。加えて、卓越した調理技術。
先代の背中を見て育ち、江戸前寿司で修業を積んだという二代目の作り出す織り成す逸品は、いずれも季節感をも伴う上質なそれ。美味しさを追求した結果、面白いように数々の人気メニューが作れるようになったといいます。なるほど納得。
プロフェショナルの矜持のもと、その滋味は常にアップロードされているわけです。確かにクチコミ等での評判は良い。けれどもどこか懐疑的であった筆者。実際体験してみて、ファンの声は伊達じゃないということがよくわかりました（笑）。
包丁の入れ方ひとつとっても魚の種類に合わせて変えているというのも、象徴的なエピソード。20年以上もの間培われてきた高いスキルでもって、鮮魚の旨味を損ねることなく繊細に表現しています。
そんななか、オーダーすべきは何かというと、旬魚とシャリが一体となった「おまかせ握り」です。
シーズンごとに変化を与える内容は、いつ訪れても飽きずに楽しめる所以。水分がやや少なめである富山県産のお米を使っているのがこだわり。よってそのシャリは、お酢を加えた時にモチモチ感が生まれます。ネタに合わせて握り方も変幻自在。そのほか、素人には考えも及ばない意匠が随所でさりげなく含まれているようですが、ちょっとまだ解き明かせないのが正直なところ。なんだか悔しい（笑）！
そのほかお造りや、煮物、焼き物も好評です。
珍しい魚介や高級魚も常時20種類ほど控えています。それらと一緒に堪能したい日本酒や焼酎もまた充実しているのがありがたい！
もちろんビール、ワイン、チューハイと、飲み物全般豊富に揃っています。
ということで今回ご紹介した徳島市にあるお寿司屋さん「幸楽寿し」、いかがでしょうか？
気になったら県外の方でも足を運んでほしいですね。わざわざ行く価値のあるお店だと自信を持ってオススメします！
