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2020.02.22

  • 天ぷら

枚方にある天ぷらや「天邑 あつが瀬(てんゆう あつがせ)」。接待や宴会にどうぞ

刺身

シンプルな空間で極上の天ぷら!枚方市「天邑 あつが瀬」

名だたる名店がひしめき合う大阪の中心部から電車で約20分ほど行ったところに、枚方市があります。関西ではおなじみの遊園地・ひらかたパークがある街としてよく知られています。京阪本線・枚方市駅、あるいは香里園駅からバスに揺られることおよそ12分。CONOBAという商業施設の一角に、今回お目当ての「天邑 あつが瀬」のシンプルで美しい店構えが見えてきます。

白木で統一された店内は、華美な装いは一切なく、あくまで料理との調和を第一に考えられた造りになっています。調度品や使用される器などにも心配りが行き届いていて、まさに特別なひとときを過ごすには最適な空間。カウンターでは語らいや調理場の風景を、テーブル席では、落ち着いてお連れの方とゆったり楽しむことができます。

老舗料理店で修行し、技と心構えを鍛錬してきた店主の根底にあるのは、「食は人を幸せにする」という想い。その情熱は、天ぷらを中心とした和食の数々に満ちあふれています。軽快な歯ざわりを実現するために、使用するのは品質の良い綿美油。そして、あくまで衣は控えめで、何より食材の持ち味を最大限に活かすことが最優先されています。例えば、活車海老はより旨味を引き出すために、中心をレアにとどめた後余熱で仕上げるなど、素材ごとの見極めもこれまた見事。低温熟成などの下ごしらえにも、妥協はありません。

夜のコースはまさに贅沢そのものの内容になっています。始まりの食前酢から、旬の恵みを味わえる前菜やひと手間かけた魚介の向付、備長炭で仕上げる焼物まで、序盤から満足づくしの展開。きき酒師でもある女将推薦の「田中六五 純米酒 火入れ」や「ゆきの美人 純米酒」、「黒龍 大吟醸」などの地酒を合わせると、身体の芯から喜びが込み上げてきます。続く天ぷらでは四季ごとのネタをサクッとした小気味良い口当たりとともに楽しめ、本日の逸品、さらには土鍋で炊かれた飯物、手作りの水物で最後を締めくくる―その瞬間、バスに乗ってここまでやってきた甲斐があった、とつくづく実感します。

店名 天邑 あつが瀬(てんゆう あつがせ)

住所 〒573-0084 大阪府枚方市香里ケ丘3-11-1 CONOBA香里ヶ丘B棟1F
電話番号 072-896-5636
営業時間
11:30~14:30(L.O.13:30)
18:00~21:30(L.O.20:00)
定休日 日曜日
アクセス
京阪本線・交野線「枚方市駅」、
京阪本線「香里園駅」からバスで約12分
■バスのご案内
【京阪電車「枚方市」駅をご利用の方】
1、南口2番乗場より[1][2][8]系統のバスにご乗車いただき、
「香里ヶ丘3丁目」バス停下車後、徒歩すぐ。
2、南口2番乗場より[4]系統のバスにご乗車いただき、
「新香里」バス停下車後、徒歩すぐ。
【京阪電車「香里園」駅をご利用の方】
1、かほりまちバスターミナルより[1]または[1A]系統の
バスにご乗車いただき、「香里ヶ丘3丁目」バス停下車後、徒歩すぐ。

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