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2020.07.13

  • 日本料理

旬を捉えた美味しさだけを存分に 河原町「京のふぐ屋 木屋町 末廣」

唐揚げ

こだわり故の季節限定営業 河原町「京のふぐ屋 木屋町 末廣」

料理の世界において様々な「こだわり」があると思います。
例えば調理技術や食材の仕入れなど、どれも上質な美味しさを生み出すには大切な事ですよね。
中でも食材へのこだわりというものは、味に直結すると言っても過言ではありません。
今回は、私が出合った中でも、特に鮮度を突き詰めたお店をご紹介します。

「京都河原町駅」から徒歩8分、京都市下京区材木町に暖簾を掲げる「京のふぐ屋 木屋町 末廣(きょうのふぐや きやまち すえひろ)」。
京都市内でも見どころスポットの木屋町通に面した、ふぐ料理に特化したお店です。
ふぐ一筋で70年以上の歴史を持っているこちらは、ふぐの鮮度のこだわり故、
なんと一年の三分の一を休業しているんです。
ゴールデンウィークから8月末の期間は、旬の上質な素材を保てないそうで、
「本当に美味しい時期のふぐのみを食べてほしい」という想いが伝わってきます。

そして素材を活かすのが職人による熟練の技術。
ふぐ一筋に経験を重ねてきたという職人が、捌きから熟成、調理に至るまで一切妥協せず、
一品ひと品を丁寧に作るふぐ料理の数々は絶品の一言。

そんなふぐの美味しさを追求した末廣では、コースを主軸とした料理を提供しています。
てっさ、唐揚げ、てっちりなど、ふぐを使用した逸品が揃ったラインナップは、
正にふぐの味わいを堪能し尽くせる事でしょう。
内容や予算に合わせて5種類のプランが用意されているので、使い勝手も抜群ですね。
私のおすすめは、やっぱり10,200円(税込み)プラン。
てっさ、唐揚、焼きふぐ、てっちり、雑炊の全てがいただける、正に末廣を味わい尽くせる内容です。
もちろん他のプランに一品メニューから追加するというのも楽しみ方の一つ。
中でも“焼き白子”をはじめとした、冬季限定の“白子メニュー”は、ぜひ味わってほしい逸品ですね。

家族での食事はもちろん、気の置けない友人とのちょっとした飲みの席や、
グループでの宴会など、様々な使い方ができる「京のふぐ屋 木屋町 末廣」。
そのこだわりが詰まった美味しさを、ぜひ満喫してみてください。

店名 京のふぐ屋 木屋町 末廣(きょうのふぐや きやまち すえひろ)

TEL 075-351-1965
住所 〒600-8016 京都府京都市下京区材木町430
アクセス
阪急京都本線「京都河原町駅」1B出口から徒歩8分
京阪本線「清水五条駅」3番出口から徒歩5分
営業時間 17:00~22:00
定休日 不定休(夏季休業あり)

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