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2020.06.12

  • 居酒屋

地元の銘酒と原始焼きで今日も乾杯!盛岡大通の居酒屋「原始炭焼 燗と(げんしすみやき かんと)」

鯛めし

シンプルだけど奥が深い!原始焼きが味わえる「原始炭焼 燗と」

素材の持ち味を余すことなく引き出す調理法の中でも、原始焼きは、最もシンプルなものの一つでしょう。今回は、そんな技法をコンセプトにした、盛岡市の大通界隈で多くのファンを獲得する居酒屋をご紹介しましょう。

J R他各線・盛岡駅南口から13分ほど歩くと、白を基調とした大きな暖簾がかかった「原始炭焼 燗と」が見えてきます。こちらで味わえるのは、炭火で30~40分かけて丹念に焼き上げる原始焼き。素朴な方法ながら、旬を迎えた海鮮や手作りの干物、こだわりで選び抜いた鶏肉などの凝縮した旨味を堪能できるのが、大きな特徴となっています。

ある季節の例では、「キンキ」や「大トロ鰯」、「自家製干物 にしん」など、名前だけでも食欲を誘ってくれる食材が登場。独特の香ばしさに加え、皮目の食感が心地よく、身もふっくらとしていて、口に入れるたびに恍惚としてしまうほどです。厨房を囲むカウンター席からは、焼き上がりまでの様子もじっくり眺めることができ、臨場感も満点。

そして、もう一つの目玉が、藁焼きで仕上げる「勝男の塩たたき」です。使用するのは、高知県や千葉県産の上質なもので、鮮度の良さも抜群。藁の香りや風味をまとったカツオは、まさに本場さながらの鮮烈な味わいです。盛岡にいながらこんな体験ができるのも、こちらの特筆すべき魅力と言えるでしょう。

これだけのものがそろえば、否応なしに手が伸びるのが、日本酒の一杯。「酔候 純米生原酒」や「黒鷲 純米酒」、「南部関 純米酒 生」などの県内産の充実した顔ぶれの他に、「奥播磨 山廃純米酒」や「神亀 手造り純米酒 辛口」、「美丈夫 特別純米酒」といった県外の銘酒も豊富に取りそろえています。「鮮魚の刺身盛り三種盛り」や卓上七輪で楽しむ「至高のチータラ」、「ふぐの白子焼き」と合わせれば、もうめくるめく展開の酔い上手。有終の美を飾る〆には、土鍋で炊き上げる「鯛めし」が待っています。

明るくにぎやかな店内いっぱいに広がる炭火の香りが、さらなる肴とお酒を呼ぶ「原始炭焼 燗と」。絶妙に仕上がるまでの時間さえ愛おしくなるお店です。

店名 原始炭焼 燗と(げんしすみやき かんと)

TEL 019-601-7296
住所 〒020-0022 岩手県盛岡市大通1-11-5 古館ビル1階
アクセス JR他各線「盛岡駅」南口より徒歩13分
営業時間
昼めし営業 11:30~15:00
通常営業 16:00~22:00
定休日 不定休

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