。

2020.01.31

  • うなぎ
  • 蕎麦

千葉・成田の蕎麦・うなぎの店「多津美(たつみ)」。成田の新名物を観光でも楽しむ

うなぎ

成田市の「多津美」で、創業以来守り続けられる味を堪能

古くから成田山新勝寺、宗吾霊堂の門前町として栄えた成田市は、歴史を感じさせるものが多く残る街。今回紹介する「多津美(たつみ)」もそのひとつ。創業大正2年の老舗蕎麦屋で、創業以来の味を守り続ける店として、地元の人たちはもちろん、多くの観光客に人気の店です。

「多津美」の蕎麦は白神山地の蕎麦粉を使用した自家製麺。4代目店主が丁寧に打つ香りが高く喉ごしの良い蕎麦は創業以来の味わいです。やわらかく優しい味わいに仕上げたつゆも創業以来守り続けられている味。関東では甘辛いつゆが一般的ですが、初代店主が京都で修業していたために、この味になったのだそう。「多津美」の細めの蕎麦との相性は抜群。香りや旨味を引き立て、美味しさを高めてくれます。

さて実食です。いただくのは蕎麦本来の味が引き立つ「せいろ」。つゆにさっとくぐらせて勢いよく手繰ります。口に広がる蕎麦の香り、程よいコシ、そしてスルスルと入っていく喉越し。思わず笑みがこぼれます。

そしてもう一つの成田名物が「うなぎ」です。「多津美」はうなぎの老舗としても知られるお店。食欲を誘う香ばしい香り。口に広がるうなぎの旨み。タレの染みたご飯の美味しさ。もうたまりません。その美味しさの秘密は当たり前のことを丁寧にすることだと話します。背開きにしたうなぎを蒸し、タレを絡めながら丁寧に、じっくりと焼き上げます。余分な脂を落としたうなぎは、皮はパリッと、身はふっくらとした焼き上がり。見事なものです。
そしてうなぎ料理に欠かせない自家製のタレは、優しい味に仕上げるために氷砂糖を使用。優しく、それでいて深いコクがあるのは、数十年もの間、継ぎ足して守り続けられているからです。

さて、うなぎも蕎麦も味わいたいけれど、両方を胃袋に収める自信はないという方は蕎麦とミニうな丼が一緒になったセットメニューをどうぞ。創業以来の伝統の味を一度に楽しめる贅沢が味わえますよ。

成田に出向いた時には、ぜひ、守り続けられる伝統の味をご賞味ください。

店名 多津美(たつみ)

住所 〒286-0026 千葉県成田市本町345
電話番号 0476-22-0139
営業時間 10:00~16:00
定休日 不定休
アクセス
成田山新勝寺総門より徒歩1分
JR成田線「成田駅」より徒歩13分
京成電鉄京成本線「京成成田駅」より徒歩13分

ページTOPへ