シンプルなジャンルであればあるほど、

こだわりの強さが歴然とした違いとなって表れてくる―

焼肉の場合には、特にそんなことが言えるのではないでしょうか。

 

今回ピックアップするのは、札幌市北区新川の「焼肉 かねちゃん」。

すすきのなどにあった店舗を2020年に閉鎖し、

翌2021年2月に新たにこの地で生まれ変わったお店です。

JR学園都市線・新川駅から徒歩16分、幌自動車道・新川ICから近距離にあります。

 

まずは、ここでしか味わえない絶品グルメをご紹介しましょう。

イチオシの看板メニュー「牛わらじ」は、マニア垂涎、

初めての方にとっては驚きの味に出会える逸品です。

 

丸々牛1頭の中でもごくごくわずかな量しかない部位を、

試行錯誤の末、初めて商品化に成功。

全国津々浦々、数多ある焼肉店においても、用意しているのはこちらだけ、

というとても珍しいものとなっています。

 

実際に味わってみると、忘れがたい思い出になること間違いなし。

これを目当てに遠くから足を運んでも十分な価値あり、です。

 

使用するブランドは、「サロマ和牛」と「白老牛」で、

甲乙つけがたい最強のコンビと言ってもいいかもしれません。

前者は「内もも」や「亀の甲」、「トウガラシ」、「ランプ」など、

後者は「中落ちカルビ」や「ヘッドバラ」、「カイノミ」、「笹身」といった

ものがラインナップされています。

 

銘柄としての知名度の高さだけでなく、その味わいの深さも一級品。

香り、旨味、脂身、3拍子そろった美味しさに、誰もが笑顔になることでしょう。

 

「衛生管理」を旗印に、いまの時代を反映した空間づくりもまた、

「焼肉 かねちゃん」の真骨頂です。

徹底した換気をはじめ、タッチパネル式の端末を導入するなど、

非接触の接客システムによって、訪れたお客さんの安全面をフォロー。

 

さらに、自宅やBBQで重宝する量り売りや弁当などのテイクアウトの分野にも力を注いでいます。

こういった一つ一つの配慮こそが、大きな違いを生み出す―

その典型的な例と言っても過言ではありません。